【韓国語の勉強を始めた方必見!】韓国語初心者のTOPIK勉強法

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韓国語の勉強を始めよう!と思ってハングルから覚えて…と勉強していると「いずれは韓国語の試験を受けてみたいな〜」と思ったことのある方は多いのではないでしょうか?

今回は独学で韓国語能力試験4級に合格している筆者(現在上級合格に向けて勉強中)が、韓国語の勉強を始めて間もない韓国語初級の方向けのTOPIKの勉強法をシェアしたいと思います!

2019年年末にソウルの「デザート研究所」というカフェで撮った写真なのですが、こちらのお店2020年に閉店してしまいました(泣)
目次

韓国語の検定試験の種類

まず、韓国語の勉強を始めたばかりの方に韓国語の検定試験の種類についてお伝えします。

現在日本で実施されている韓国語の検定試験は主に2つあります。

①韓国語能力試験(TOPIK)

TOPIKは韓国政府(教育省)が認定・実施する唯一の韓国語試験で、韓国語を母語としない外国人や在外韓国人を対象に世界70カ国以上で実施されています。
日本では年3回実施されます。初級であるTOPIKⅠ(1・2級)と中・上級であるTOPIKⅡ(3〜6級)の2種類あり、得点によって等級(数字が大きいほど高い等級、6級が最上級)が判定され、どの等級にも満たない場合は不合格となります。
問題文は全て韓国語で「聞き取り」「読解」に加え、TOPIKⅡでは「書き取り」問題が出されます。

②ハングル能力検定

略して「ハン検」はハングル能力検定協会が実施する試験で、日本語母語話者のための韓国語試験です。こちらは年2回実施されます。
所有していると大学での単位免除の対象と認められたり、日本で韓国語通訳として仕事をする時に通訳士の基準として定められているほど、きちんと認められた資格試験です。
TOPIKとは異なり、問題に日韓・韓日翻訳があります。また、最上級が1級、そして準1級、2級、3級、4級、5級となります。

TOPIKは韓国の企業に勤めたい・韓国に留学したいという方、ハン検は日本国内で韓国語を使って仕事をしたい方におすすめです。

「何級に合格したい!」という目標が勉強のモチベーションになるかと思いますので、このような試験を受けてみるのを強くおすすめします!

韓国語を勉強する目的が

  • 韓国旅行で韓国語を使えるようになりたい
  • 韓国ドラマや映画を字幕なしで理解できるようになりたい
  • 韓国留学や韓国でワーホリしたい

という方向けに①のTOPIKについて勉強法をお伝えしたいと思います。

TOPIK初受験は何をすればいい?

とは言っても「ハングルは覚えたけどそこから試験勉強なんて何から手をつけたら良いかが分からない」という方もいらっしゃると思います。

私の場合は特に机に向かって勉強するのが昔から苦手で、教材を使って勉強するのは集中力が持ちません…(泣)

そんな私でも合格した方法をシェアします!

単語の貯金を増やす

個人的な感覚ですが、初級はとにかく単語や簡単なフレーズが分かれば試験はこっちのものだと思っています(笑)

単語が分かれば接続詞が分からなくてもなんとなく文章の意味がわかります。

(中・上級は文法を勉強していないと苦戦しますが…)

TOPIKⅠの初級の試験はマークシート4択問題しかないので、まずは自分の中の単語の貯金を増やすのが最優先です。

私が使っていた教材をご紹介します!


TOPIKの試験対策本ではありませんが、耳から覚えたほうがリスニングの時に耳から入った情報がパッと文字や意味が思い浮かぶので1番最初はキクタンの入門編から勉強に入るのをオススメします!

韓国語と日本語が順番に流れるので通勤や通学しながら音声を聴くだけでも勉強になります。

私のオススメの勉強法は

  1. 何も見ずにひたすら音声を聴いて音で覚える
  2. 教材を見ながら音声を聴いて単語の綴りや例文を確認する・書いてみる
  3. 教材を見ずに音声を聴いて単語を書いてみる

私は初級の頃、TOPIKⅠには書き取り問題がないので書く練習を全くしていませんでしたが、そのせいで未だに書くときに初級の単語の綴りを間違えることがあります…(汗)

連音化などによってハングルの文字通りに読まないものもあり、中級以降の作文でつまづくことがあるので初級単語は初級のうちに確実に書けるようにようにしておくことをオススメします。

(だからと言って韓国語には日本語にない発音もあるので、一番最初の頃は文字から覚えることはあまりオススメしません…)

次にキクタンの入門編に耳と目が慣れてきたらいよいよ試験の単語対策です!


TOPIK対策の単語帳の中で1番有名だと思われるこちら。

私も初級の頃から中・上級の勉強している今も使っているシリーズです。

こちらの単語帳は赤シートがついており、TOPIKの頻出度A→B→Cの順番に並んでいます。

試験によく出る単語が前の方にあり、勉強が苦手でも前の方を重点的に覚えられれば点数が稼げます。

ちなみに私は本を開くのすら嫌な時があるので(笑)、Quizletというこちらの単語帳がスマホで勉強できるアプリで勉強することが多いです。

Quizlet:単語カードで学びましょう
Quizlet:単語カードで学びましょう
開発元:Quizlet Inc
無料
posted withアプリーチ

検索画面で「韓国語能力試験 初級」と学習セットを検索するとすでに作られている単語帳の学習セットが出てきます。

本は持ち運ぶのは面倒だけどスマホに一から単語帳を作るのは面倒…というときにすごく便利です!

これでちょっとした隙間時間やゴロゴロしながらでもスマホで勉強できます。



問題たくさんを解きながら試験の流れを掴む+文法の補強

単語がある程度習得できたら、文法を勉強しながら試験でどんな感じの問題がどういう順番で出るのか流れを掴みましょう。

私の場合TOPIKⅠを受けた時は上の単語帳以外で使ったのはこちらの本です。


初級の勉強をしたのが結構前なので…

と思ったら2017年でした(笑)

これ一冊で試験の流れが分かり、文法もまとめてあり、解説も詳しく載っています。

なおかつ比較的薄めの本なので、あれこれ何冊も勉強したり厚い本を見るとやる気が失せるような勉強に苦手意識のある方(私だけかもしれませんが)にはオススメです。

私はまずはとにかく問題を解いて分からない部分が出てきたら覚えるタイプなので、順番としては

  1. 最初はさらっと文法の解説を見るだけ見てなんとなく頭に入れる
  2. 演習問題をひたすら解く
  3. 答え合わせをしながら分からないところや理解が足りないところは解説ページに戻ったり調べたりする

というのを繰り返して覚えていました。というか今もそういう勉強の仕方をしています。

(文法解説部分を自分でノートにまとめて、ってしても私の場合はあまり頭に入らず時間の無駄になってしまったので…)

他に私がTOPIKⅠの時には使わなかったですが、TOPIKⅡの勉強で使っているシリーズをもう1冊紹介します。


私は中上級になってからこの本の存在を知ったので、TOPIKⅡのバージョンしか持っていないのですが

問題の流れと問題パターンが詳しく記載されていて、試験の対策を立てるにはもってこいの教材です。

また、模擬試験が3回分入っているのでとにかく問題を解きたい人にはオススメです。


+αで使えるサイトや動画授業

とは言ってもずっと机に向かって勉強するのが苦手だったり(私だけかもしれませんが)、仕事が忙しくてなかなかまとまった勉強の時間が取れないという方もいらっしゃると思います。

そう言った方にスマホやタブレットで勉強できるサイトや動画授業をお伝えします!

「바른 한국어」シリーズ(YouTube)

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